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日新建築設計競技 作品集

第21回:傾斜地に棲む 主催 日新工業株式会社
後援 株式会社新建築社
審査委員長 大高正人(大高建築設計事務所所長)
審査委員 黒川紀章(黒川紀章建築都市設計事務所所長)
鈴木了二(鈴木了二建築計画事務所)
芦原太郎(芦原太郎建築事務所)
内藤廣(内藤廣建築設計事務所)
相臺淳吉(日新工業社長)

賞金  1等  1点  130万円
2等  2点  各50万円
3等  3点  各20万円
佳作  10点  各10万円
課題:傾斜地に棲む
 ひょんなことから念願のわが家を傾斜地に建てることになった。家族は4人で子供はいま2人とも小学生。現在は都心の社宅に住んでいるが、いずれは家を建てたいと思っていた。たまたま不動産会社にいる大学の同級生と話をしているうちに、会社から1時間ぐらいのところに最近開発した分譲地のなかで、傾斜地の部分が残っていて格安だから見に来ないかと、誘われた。行ってみると低い丘陵地の一角で、向かいの斜面は市街地化調整区域となっている手つかずの緑があり、なかなか環境がよい。しかし肝心の敷地は取り付け道路に面しているほかは、かなりの傾斜である。建設費も高く付くだろうし、結局は高い買い物になってしまうかな、とためらったが、高校の同級生で建築家になっているのがいたことを思い出した。学生時代はかなり親しく付き合っていた友人である。電話をしてみると乗り気で、一緒に土地を見に行こうという。そして、ここは絶対いいぞ、周囲の環境を生かした素晴らしい住まいを考えてやるから、と強く勧められた。家族の健康や将来計画を考え、資金を工面してこの敷地を買い、ここに棲む決心をした。
今回の課題「傾斜地に棲む」は、こうした経緯でつくられることになった家である。あなたがその友人の建築家であるとしたなら、この傾斜地にどのような設計をするであろうか。敷地の条件や家族の性格、趣味などは自由に想定してよい。これからの時代と環境に対して建築家としての思想やコンセプトを明確に示し、このクライアントの時期に素晴らしいデザインをもって応えてもらいたい。


1等  田村圭介(早稲田大学・24歳)
 拡大図(約98KB)

2等  鈴木重典(エクサス・22歳)
 拡大図(約117KB)

2等  安田光男(伊東豊雄建築設計事務所・23歳)
杉山陽子(日本設計・23歳)
 拡大図(約98KB)

3等  村井達也(日建設計・30歳)
中山定雄(フリー・24歳)

3等  岩井太志(アディス・27歳)

3等  北川正仁(工学院大学大学院・23歳)
井出邦治(同・23歳)
宮川茂一(同・25歳)

佳作  桑原道明(アーキベスタ・28歳)

佳作  小澤丈夫(Architectuurstudio Herman Hertzberger・33歳)

佳作  朴仁圭(早稲田大学大学院・30歳)

佳作  長田直之(Intensibe. Care. Units・26歳

佳作  岸田貴仁(法政大学大学院・23歳)

佳作  米本昌史(芝浦工業大学大学院・25歳)

佳作  染谷有子(東京デザイン専門学校・20歳)

佳作  藤本壮介(フリー・23歳)

佳作  原田大輔(東京大学大学院・26歳)

佳作  田村圭介(早稲田大学・24歳)




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