自然のうえに暮らす
LIVING upon the NATURE 自然のうえに暮らす

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テーマ

LIVING upon the NATURE
自然のうえに暮らす

課題文

「自然」をどのように捉えるかが、現在のわれわれに問われています。

 

たとえば「人新世」という言葉。

二酸化炭素の大量排出、大規模な開拓など、人類の活動が地球環境に多大な影響を及ぼすことで生まれる新しい地層のことで、完新世の後の地層年代として提唱されています。

地球は人類の影響を受けやすく、このような不安定な地球で、われわれはどのように暮らせばよいのでしょうか。

 

ランドルフ・T・へスター氏の書籍『エコロジカル・デモクラシー ―参加型社会と生態的多様性をつなぐデザイン』(鹿島出版会、2018年)では、エコロジーとデモクラシーを同時に捉えることで、自然と人間の営みの関係を考えさせます。

 

地球温暖化、ゲリラ豪雨、爆弾台風など、気象の変化と共に暮らすことも考慮しなければなりません。

 

そこで、今回のテーマを「自然のうえに暮らす」としました。

身の回りの問題でも差し支えありません。

もう一度、自然とは何であるか、暮らしとは何であるかを考えてください。

みなさんの提案をお待ちしています。

審査委員コメント

「自然のうえに暮らす」という言い方は、表現として多少おかしな表現と思われるかもしれません。それは、自然の中の快適な別荘というようなイメージよりは、地球史の上に暮らす、という意味に捉えられるし、または、地球環境という大きな文脈を踏まえて暮らす、と捉えるのでも構いません。地球と人間の豊かな関係を示唆する建築・都市を期待しています。

― 西沢立衛

自然の中に人工があるのでも、人間が完全に自然をコントロールするのでもなく、人間と自然が互いに包摂し合う世界の中に、今世紀の私たちは生きています。私たちの時代を画する建築とは、そんな世界のありようそのものを鮮やかに建築化したものに違いない、そう思います。

― 平田晃久

「自然のうえに暮らす」の「うえ」について慎重に思考を巡らせてください。「なか」だとすると豊かな森に溶け込むような生活を連想しますし、「とも」だと「共生」というタームが浮かびます。「うえ」は自然の存在を前提とした都市の生活さえ包含しているように思います。自然に対する新しい認識と呼応するような提案を期待しています。

― 吉村靖孝

人の営みがもたらす地球規模の環境への影響が顕在化し、人新世という言葉が多用されている現状は、人や都市と自然は連続して常に関係し、混ざりあっているものという認識の広まりを示していると思います。一方で多発する災害は人と自然がやはり別のものという認識をもたらします。そうした混沌とした自然観、世界観はどのような暮らしにリアリティを感じるのか。多様な視点を期待します。

― 羽鳥達也

「自然のうえに暮らす」という想像力を導入することは、私たちの目の前にある課題に対する視野を大きく拡張し、厳しい変動が予想される未来の社会に対して新しい将来像を描くことを可能にしてくれます。そのような新しく、大きな絵の描き手の登場を期待します。

― 藤村龍至

太古の時代より人類は豊かな発想力と知恵を用いて発展し、文化を形成してきました。本来自然とは人為の加わっていない素の状態であり、その摂理を変えることができる人類は責任が問われます。私たちは建築を通じていかに自然と共存していくか、あるいは……。皆さんの未来への提案を楽しみにしております。

― 相臺志浩

賞金

  • 1等[1点]
  •  
  • 100万円
  • 2等[1点]
  •  
  • 50万円
  • 3等[1点]
  •  
  • 30万円
  • 佳作[8点]
  •  
  • 各10万円
全て税込
  • 「新建築」2020年1月号で発表
  •  建築会館ギャラリーにて展示:2020年2月12日(水)~ 14日(金)

スケジュール

2019年4月1日(月) 応募登録開始
2019年8月19日(月) 作品受付開始
2019年10月1日(火) 応募登録終了
2019年10月4日(金) 作品受付終了
結果は入選者に通知いたします
2019年11月20日(水) 表彰式
2020年1月 『新建築』2020年1月号で発表いたします

応募要項

登録方法

インターネットにて登録の場合は、本サイトの登録フォームよりご登録ください。

官製ハガキにて登録の場合は、下記作品送付先までご登録ください。

FAXにて登録の場合は、03-5244-9338までご登録ください。

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  • 官製ハガキとFAXにて登録の場合「日新工業建築設計競技係」と明記し、住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、勤務先あるいは学校名(学年)、所在地、電話番号、e-mailアドレスを書き添えてお申し込みください。
  • ご登録いただいた方には登録票をお送りいたします。
  • 複数の作品を応募する場合は、作品ごとに登録してください。
  • 登録のお問合せ:日新工業建築設計競技事務局|03-5244-9335
提出図面

配置図・平面図・立面図・断面図、透視図・模型写真など、設計意図を表現する図面(説明はできるだけ図面のみですること。各図面の縮尺は自由)。表現方法は、青焼、鉛筆、インキング、着色、写真貼付、プリントアウトなど自由。

用紙

A2サイズ(420mm×594mm)の用紙(中判ケント紙あるいはそれに類する厚紙)1枚におさめること。模造紙等の薄い用紙は開封時に痛む恐れがあるので避けること。ただし、パネル化・額装は不可。

登録番号の記載

応募図面の表面右下に、30ポイント以上の文字の大きさで登録番号のみを明記すること(登録番号はNからはじまる5桁の数字を明記。また、登録番号以外の応募者を特定できる情報は記載しないこと)。また、裏面には必要事項を記入した登録票を必ず貼付けること。

質疑

課題に対する質疑応答はいたしません。
規定外の問題は応募者が自由に決定すること。

提出方法

応募作品裏面に必要事項を記入した登録票を貼付けた上、下記へ送付してください。
(※持込み、バイク便は不可。なお、開封時に痛みやすいため、円筒状の梱包はご遠慮ください)

その他
  • 応募作品は未発表の作品に限ります。
  • 本設計競技の応募作品の著作権は応募者に帰属しますが、入賞作品の発表に関する権利は主催者が保有します。
  • 応募作品は返却いたしません。
  • 同一作品の他設計競技との二重応募は失格となります。
  • 応募作品の一部あるいは全部が、他者の著作権を侵害するものであってはなりません。また、雑誌や書籍、Webページ等の著作物から複写した画像を使用しないこと。著作権侵害の恐れがある場合は、主催者の判断により入賞を取り消すことがあります。
  • 入賞後に著作権侵害やその他の疑義が発覚した場合は、すべて応募者の責任となります。
  • 入賞後の応募者による登録内容の変更は受け付けません。
  • 応募に関する費用(送付・税金・保険など)は、すべて応募者の負担となります。

作品送付先

  • 日新工業株式会社「日新工業建築設計競技係」[必ず明記のこと]

    〒120-0025 東京都足立区千住東2-23-4

    TEL:03-3882-2613

審査委員

審査委員長

西沢 立衛

Ryue Nishizawa

審査員

平田 晃久

Akihisa Hirata

審査員

吉村 靖孝

Yasutaka Yoshimura

審査員

羽鳥 達也

Tatsuya Hatori

審査員

藤村 龍至

Ryuji Fujimura

審査員

相臺 志浩

Yukihiro Sohdai

登録

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