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2025/09/01 施工事例【屋上活用材】

施工事例「広島空港YAMANAMI VILLA」

昨年冬に開業した「Hiroshima Airport Lounge 『YAMANAMI VILLA』」の乾式浮床工法の現場リポートです。

目次

  1. 現場概要
  2. 施工
  3. 仕上がり

1.現場概要

2024年12月、広島空港国内線のラウンジHiroshima Airport Lounge 「YAMANAMI VILLA」が開業しました。国内空港ラウンジとして初めて屋外テラスを併設、当社の「PFシステム」「PBシステム」が採用されました。(国内線保安検査通過後エリア3階)

【現場概要】

所在地         :広島県三原市本郷町善入寺64番地31

設計、施工 :株式会社丹青社

施工箇所     :PFシステム(再生木デッキ、PCパネル)170㎡

                          PBシステム(セラミックタイル)    40㎡

【システム概要】

PFシステム、PBシステムは共に「乾式浮床工法」です。詳細は下記バナーをご確認ください。

2.施工

【PBシステム×セラミックタイル】

PBシステムは、樹脂製束材に接続用キットおよびアルミニウム製レールを組み合わせることで、厚さ20mm以上のセラミックタイルをレール上に直接敷設することが可能です。今回の工事では、束材間の安定性を確保するため、補強用レールを水平方向に取り付けています。

 

空港関連の施設では、仕上げ材の飛散防止策を講じなければなりません。そこで、セラミックタイルとU-BRSシステムの固定強度を向上させるため、一部レール上に専用の固定金具を取り付けています。また、下地とスタンドも接着剤で固定しています。

 

【PFシステム×プランター(鋼製桝)】

PFシステムは、W根太(根太・大引)を組み合わせることで、再生木デッキだけでなく、鋼製桝のジャッキアップ設置が可能です。これにより、植栽用躯体を下地から立上げる必要がなくなり、大幅な荷重軽減、フリースペースの確保が図れます。

 

3.仕上がり

時間帯により、趣が異なります。