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2026/03/01 問い合わせの多い質問

【5分で基礎固め】防水改修仕様の選定

プロ向けの資料が多い「防水改修仕様の選定」、今回は概略を理解するために、なるべく簡単な説明でご紹介します。

1.防水とは?

【防水の必要性】

建物の屋上やバルコニーには、雨水の浸入を防ぐため「防水」が施されています。また、経年により劣化した防水には修繕が必要になります。

 

【防水層が必要な場所】

主な防水層の必要な場所は下図(水色部分)の通りです。

【防水の種類】

防水は「アスファルト防水」「改質アスファルト防水」「シート防水」「ウレタン塗膜防水」の4つに大別されます。

 

2.防水改修仕様の選定

【①現状の確認】

防水工法には、防水層の上にコンクリート等の仕上材がある「保護工法」と、防水層が仕上材となる「露出工法」があります。

まずは現状の防水工法を確認し、

  • 保護工法では、保護コンクリートの「劣化状況」「施工時期」から防水層の劣化状況を推察します。
  • 露出工法では、防水層の目視・指触や「施工時期」から防水層の劣化状況を確認します。

 

【②防水改修工法の選定】

防水改修工法には、現状の防水層を全て撤去する「撤去工法」と、防水層を残して上から被せる「被せ工法」があります。

一般的に「被せ工法」を選択します。(「漏水している」「現状防水層がボロボロ」である場合は撤去工法を選択)

項目撤去工法被せ工法
コスト高い低い
工期長い短い
騒音多い少ない
廃材量多い少ない
雨養生負担大負担小
新規防水自由に選択十分に考慮

 

【③防水仕様の選定】

防水仕様とは、具体的な防水のやり方(防水材の種類、積層枚数、張り方など)を指します。

撤去工法の場合

  • 自由な防水仕様の選択が可能です。

被せ工法の場合

  • 一般的に「現状と同じ防水材」を選定します。
↓ 現状/新規→アスファルト防水塩ビシート防水ウレタン塗膜防水
アスファルト防水〇※
塩ビシート防水
ウレタン塗膜防水

※複合工法に限る

【④下地処理材の選定】

撤去工法の場合

  • 下地がコンクリートなので、「樹脂モル」と呼ばれるモルタルで、ガタガタになったコンクリートを平滑にします。但し、防水層を撤去しているため、仮防水機能を有した下地処理材の選定を推奨しています。

被せ工法の場合

  • 現状の防水層などにより異なります。そのため、事前に現地調査を行い、劣化状態に基づいた処理方法を選定することが重要です。弊社では現地調査・改修提案書の作成サービスも承っておりますのでお気軽にご相談ください。

3.防水改修事例

撤去工法の場合

被せ工法の場合