コンクリート補修工法
ONR工法「Part2 アルカリ骨材反応制御仕様」
クロロプレンゴム・クロロスルフォン化ポリエチレンゴム系塗料
ONR工法Part2は、アルカリ骨材反応制御用の補修工法として開発された工法です。
アルカリ骨材反応は、コンクリート中の反応性骨材が、セメントのアルカリ分と水との働きにより膨張し、ひび割れが生じる現象です。
主材料となるクロロプレンゴムをコンクリート面に被覆することで外部からの水分の浸入を防ぎ、内部の水分を外部に発散させ、アルカリ骨材反応を制御します。

材料仕様
| 工程 | A-1タイプ | A-2タイプ | 使用量 | |
|---|---|---|---|---|
| クラック注入 | 前処理 | ボンドE2420※ | ボンドE2420※ | ― |
| 不陸整正 | 1 | セルタルペーストM | セルタルペーストM | 3.8㎏/m2 |
| 下塗り | 2 | オーソレP | オーソレP | 0.12㎏/m2 |
| 中塗り | 3 | オーソレNA | オーソレNA | 0.25㎏/m2 |
| 補強布張り | 4 | NSVシート#8060 | NSVシート#8060 | ― |
| 中塗り | 5 | オーソレNA | オーソレNA | 0.25㎏/m2 |
| 6 | オーソレNA | ― | 0.25㎏/m2 | |
| 上塗り | 7 | オーソレF | オーソレF | 0.25㎏/m2 |
| 8 | オーソレF | ― | 0.25㎏/m2 | |
※標準とする。
修復部 標準断面図

性能
適合規格
- 建設省総合技術開発プロジェクト「アルカリ骨材反応被害構造物(土木)の補修・補強指針(案)」
- 阪神高速道路公団と日本材料学会「コンクリート構造物表面保護工便覧(案)・同解説」
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