ウレタン塗膜防水複合防水「メンテックス工法」
メンテックス工法は、改質アスファルトルーフィングシートとウレタン塗膜防水を複合した工法です。
シートと塗膜の特性を組み合わせることで「様々な下地」に対応し、「防水性能」「意匠性」が向上します。
- シート : 施工者に左右されない均一な厚みの確保が可能
- 塗膜 : シームレスなため、複雑部位に対応し意匠性の高い仕上がりが可能
【工法の特長】
- 複雑部位に最適(塗膜防水の特性)
- 優れた防水性能(シート系防水の特性)
- 優れた意匠性(シームレスな仕上がり)
- 軽歩行が可能(耐摩耗・耐衝撃性に優れる)
【適用可能な仕様】
保護仕様 | 露出仕様 | 屋内仕様 | 高耐久(保護) | 高耐久(露出) |
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- | 〇 | - | - | - |
【MTコートの安全性】
MTコート類は「労働安全衛生法/特定化学物質障害予防規則」(特化則)において、特定化学物質に指定されている「MOCA」を使用しておりません。また、「TDI」の含有量も1%未満です。
MTコート類の特定化学物質(TDI、MOCA)含有について
分類 | 製品名 | 主剤(対象物質:TDI) | 硬化剤(対象物質:MOCA) |
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防水材 | MTコート | 対象外 | 未使用 |
MTコートV | 対象外 | 未使用 | |
プライマー類 | - | 対象外 | 未使用 |
トップコート類 | - | 対象外 | 未使用 |
副資材 | 未使用 |
対象外:原料は使用しているが、TDIの含有量が規制値以下(1%未満) 未使用:原料自体を含有していない
- TDI : トリレンジイソシアネート
- MOCA: 3,3´-ジクロロ-4,4´-ジアミノジフェニルメタン
【選べるトップコート】
露出防水工法は紫外線等による劣化を防ぐ為に、トップコートが必要です。
日新工業では、様々な機能を有したトップコートをご用意しています。
- シリコン:耐久性の向上が期待できます
- HALS :紫外線(UV)に対して有効な構造を有しています
- 遮熱:近赤外線反射性能に優れた熱反射性顔料を使用することで、薄膜・濃色でも優れた遮熱効果を発揮します
- 環境対応:トルエン・キシレン等を使用しない環境負荷を低減した製品(TXフリー)。
【防水層の維持管理】
防水層を長くお使い頂くために、メンテナンスは重要です。
「使用上の注意」「チェックリスト」「メンテナンス」方法の詳細は下記よりご確認ください。