【今さら聞けない!?】防水工法とシーリング材の組み合わせ
分かっていそうで、意外と知られていない「防水工法とシーリング材の組み合わせ」を解説します。
1.概略
【防水施工におけるシーリング材】
「水密性の向上」「追従性」などを目的に「防水層端末」へ施工する不定形材料です。
主に、アスファルト系、変成シリコーン系、ポリウレタン系シーリング材が使用されています。
【主な施工部位】
赤色がシーリング施工箇所
■シート系防水の場合




■ウレタン塗膜防水の場合




口語での表現アスファルト防水で使用するシーリング材は一般的に「端末シール材」と呼称されています |
2.防水工法とシーリング材の組み合わせ
【組み合わせ】
| 防水工法 | 推奨シーリング | 標仕の要求品質 | |
|---|---|---|---|
| アスファルト防水 | ゴムアスファルト系等 | 製造所の指定する製品 | |
| 改質アスファルト防水 | ゴムアスファルト系等 | ||
| 塩ビシート防水 | 変成シリコーン系等 | ||
| ウレタン塗膜防水 | ポリウレタン系等 | ||
【各シーリングの特長】
粘度が高いクリンアスNEOスプレーは、湿気硬化型かつスプレー時の粒径が大きいため、超速硬化ウレタンスプレーと比較しても、周囲への飛散リスクを大幅に軽減しています。
| 種類 | 熱的影響 | 紫外線劣化 | 可塑剤移行 |
|---|---|---|---|
| ゴムアスファルト系 | ○ | ○ | ◎ |
| 変成シリコーン系 | ◎ | ◎ | ○ |
| ポリウレタン系 | ◎ | △ | ○ |
ゴムアスファルト系は「アスファルト系防水工法」と同質系材料で構成されており、防水材との接着性能に優れている反面、熱の影響、紫外線劣化によるひび割れの場合があります。
変成シリコーン系は耐久性・耐候性が高く、適応する防水工法に使用することで最もバランスのとれたシーリング材です。ただし適さない防水工法と組み合わせると不具合が出る場合があります。
ポリウレタン系は耐久性が高い反面、紫外線に弱く、シーリング材を「先打ち」します。(シーリングはトップコートにより紫外線をガード)
日新工業では接着性能に優れたゴムアスファルト系シール材「カスタムコーチングS」と耐久性に優れた変成シリコーン系シール材「マルチシール」をご用意しており、両製品は当社アスファルト系防水に使用することが出来ます。