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2026/05/01 問い合わせの多い質問

続 建築設計者からの質問4選

先月、実際に建築設計者から問い合わせ頂いた質問をピックアップしてご紹介します。

目次

  1. 防水材のアスベスト含有
  2. スラブ勾配のとり方
  3. 防水製品のサンプル提供
  4. 押えコンクリートへの脱気筒の取付け

 

1.防水材のアスベスト含有

Q.既存建物の建替えを計画している。解体撤去にあたり、日新工業製の防水材料にアスベストが含まれているかを教えてほしい。

A.過去弊社ではアスベスト(クリソタイル)を一部防水材料に使用していました。アスベスト含有建築材料の分類としては、レベル3(石綿含有成形板等)に分類されます。

製造・販売していたアスベスト含有建材(一部抜粋)

製品名製造中止年用途
アスベストフェルト1986年勾配屋根用下葺材
アスベストウェルド1986年陸屋根用中張りルーフィング
マルエスボード1980年硬質ウレタンフォーム断熱材
ルーフコーチング1989年防水工事用シール材
ICブロック2001年防水保護用ブロック材

アスベストを含む製品の撤去作業等を行う場合は、労働安全衛生法、大気汚染防止法、石綿障害予防規則、その他条例等に従い、廃棄処分の場合には、廃棄物処理法、その他条例等に従い実施してください。

 

2.スラブ勾配のとり方

Q.屋上RCスラブの上にアスファルト露出断熱防水を計画している。ドレンまでの各所勾配を増し打ちではなく、断熱材で確保できるか?

A.露出断熱防水において、断熱材を勾配調整用として使用した場合、以下の不具合リスクが考えられます。

【不具合リスク】

  • 経年劣化、勾配不足による水たまりの発生
  • 断熱材の反り、浮きによる防水層のひび割れ、破断など

【推奨する措置】

下地勾配はスラブ(露出防水の場合は1/20~1/50)でとります。

 

3.防水製品のサンプル提供

Q.PFパネル、アスファルトルーフィングなどのサンプルを事務所、現場に送付してほしいが、対応しているか?

A.各防水材料および浮床仕上げ材のカットサンプルをご用意しています。ご希望の際は営業担当者にご連絡ください。

【サンプル製品例】

 

4.押えコンクリートへの脱気筒の取付け

Q.押えコンクリートに脱気筒を取付ける必要はあるか?

A.押えコンクリ―トを保護材とする保護工法では、脱気筒を取付ける必要はありません。ただし、押えコンクリート以外の保護材を採用する場合、防水層のふくれによる保護材の浮き上がりが発生する可能性もあるため、脱気筒の取付けを推奨しています。

【押えコンクリート以外の保護材例】

  • アスファフトコンクリート
  • アスファルト成形板
  • コンクリート成型板
  • PFシステム

【ポイント】

  • アスファフトコンクリートやPFシステムでは、一般的な脱気筒の設置が困難な場合があり、検討の際は最寄りの営業所の担当者までお問い合わせください。
  • PFシステムで、防水が塩ビシート防水機械固定工法の場合は、平面脱気盤を推奨しています。