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「駐車場⼯法」

改質アスファルトルーフィングと改質アスファルトを組合わせた下地追従性、耐久性に優れた駐車場防水工法です。屋根の軽量化と大幅な工期短縮が可能な工法であり、摩擦抵抗や輪荷重、下地の動きなどの影響を強く受けるデッキコンクリート下地屋上駐車場に適した防水工法です。一般走行部分はアスコン舗装仕上、スロープ部分は真空コンクリート仕上ができます。

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駐車場工法の特徴

1.従来工法の信頼性をそのままに少層化

従来のアスファルト防水熱工法アスファルトコンクリート舗装仕上げは、熱溶融させたアスファルトを流しながら、アスファルトルーフィングを3層を張り重ねる積層工法です。

駐車場⼯法に使⽤するルーフィング類は、感温性や耐久性に優れた改質アスファルトルーフィングと改質アスファルトを採⽤している為、従来のアスファルト防水熱工法の防水性能や耐久性のまま、積層数を2層に減らすことできます。

2.優れた下地追従性・耐久性

駐車場に採用される代表的な仕上げ材として、アスファルトコンクリート舗装があります。アスファルトコンクリート舗装は、工期短縮や静音性などのメリットがありますが、施工の際には高い温度でアスファルトを転圧していく為、アスファルトコンクリート舗装下の防水層にかなりの負荷が掛かります。

駐車場工法は、施工時の負荷と車の走行などによる施工後の動きによる負荷に対応できるように、改質アスファルトルーフィングと改質アスファルトを組合わせることにより、下地追従性と耐久性に優れた防水層を形成します。

ニューメルタン、ニューメルタン20P

負荷の掛かりやすい駐車場用に耐久性の特性を強化した改質アスファルトルーフィングです。

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駐車場用改質アスファルトコンパウンド「CSコンパウンド」

負荷の掛かりやすい駐車場用に下地追従性と耐久性に対応できる改質アスファルトコンパウンドを駐車場工法に採用しています。

3.「膨れ」にくい工法

通気層を設ける為、脱気筒も設置でき、膨れが生じにくくなっています。

ニューパラベント

立上り部を露出防水層とする場合に、立上り部に設置することにより、下地の湿気を排出する脱気システムです。本体部と通気導体部によって構成されています。屋根形状によりますが、約10mに1カ所の割合で取付けます。

臭い・煙・施工の安全性を+α「環境保全窯SP

アスファルト防水熱工法における”煙”と”臭い”を大幅に低減するために開発された、脱煙・脱臭装置付のアスファルト溶融窯です。

防水層を長くお使い頂くために

 防水層を長くお使い頂くためには、「どういった防水仕様を選定するか?」、「建物をどう設計し、施工するか?」、「防水層の劣化を抑えること」、「防水層をどう維持管理していくか?」等が重要となります。

以下の内容をお客様が施工前に選択することや施工後に行うまたは守ることによって、より長く防水層お使い頂くことが出来ます。

防水層の維持管理

防水層を長くお使い頂くための施工後のメンテナンス資料となります。