デッキプレート・断熱露出システム「Sデッキアスファルトシステム」
Sデッキアスファルトシステムは下地デッキにコンクリートを打設することなく、断熱層と防水層を施工することができるデッキプレート下地断熱アスファルト防水システムです。
断熱材は環境に配慮したウレタン系断熱材シェーンボードWを使用しています。
関連資料(ダウンロード)
Sデッキアスファルトシステムの特徴
1.確かな防水性
環境対応型アスファルト防水工法である「ピロウエルド新熱工法」と「クリンアス工法」を採用することにより、市街地でも周辺環境に影響を及ぼさずに、水密性に優れた確かな防水層を形成することができます。
2.軽量・工期短縮
下地デッキにコンクリートを打設することなく、断熱層と防水層を施工することができるので、短い工期で軽量な屋根を構築することができます。
3.容易な改修
改修時に撤去することなく、かぶせ方式で新規防水層を施工することができます。
4.SDドレン
本体つば寸法を広くすることにより、ルーフドレイン本体と防水層の密着性を向上させ、より確実な防水施工を可能とします。
■たて引きドレン
■よこ引きドレン
5.結露対策
「DHTディスク」を採用することにより、ビスのヒートブリッジによる結露の発生を抑制することができます。
■製品規格 :500セット/箱
■セット内容:DHTディスク(50φ)1枚
ビス(長さ各種)1本
キャップ 1個
種類 | S30W | S50W | S70W | S80W | S100W | S120W |
---|---|---|---|---|---|---|
断熱材厚さ(mm) | 30 | ~50 | ~70 | ~80 | ~100 | ~120 |
6.耐風圧性
Sデッキアスファルトシステムは断熱材をデッキ鋼板に固定する際に、「USボンドA」と「固定金具(SDビス、又はDHTディスク)」を併用することで、耐風圧性に優れた工法となります。
【施工例】デッキプレート~断熱材
防水層を長くお使い頂くために
防水層を長くお使い頂くためには、「どういった防水仕様を選定するか?」「建物をどう設計し、施工するか?」「防水層の劣化を抑えること」「防水層をどう維持管理していくか?」等が重要となります。
以下の内容をお客様が施工前に選択することや施工後に行うまたは守ることによって、より長く防水層お使い頂くことができます。
1.遮熱性能などを付与した種類が豊富な保護塗料
露出防水工法は紫外線等による劣化を防ぐ為に、保護塗料が必要となります。
弊社では、アスファルト防水露出工法に使用する保護塗料は遮熱性能などを付与した「水性カラー塗料」です。遮熱性に加え、低層階で眩しくなりにくい「暗色系」「飛び火防止性」「高耐候性」を付与した保護塗料を選択することができます。
2.防水層の維持管理
防水層を長くお使い頂くための施工後のメンテナンス資料です。