「屋内工法」
屋内工法は、用途や特長に応じて3つの工法から選定可能です。
・実績重視 : アスファルト防水・改質アスファルト防水熱工法から選定可能です。
・環境性能重視 : 「クリンアス工法」をご参照ください。
・施工性能重視 : 「アスオーブ工法」をご参照ください。
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屋内工法(アスファルト防水熱工法)の特長
1.優れた耐久性
ストレッチルーフィングを2枚積層し、耐久性に優れた防水層を形成します。
SPストロング
合成繊維不織布を基材としたストレッチルーフィングです。
保護防水の中張り用として使用します。
JIS A 6022 ストレッチルーフィング1000
2.選べるアスファルト「シグマート」
シグマートは二酸化炭素排出量、臭い、煙の発生量を大幅に軽減できる低温低臭タイプのアスファルトです。
下表の3タイプから選択頂けます。
製品名 | 適用 | 適正施工温度 | 設定上限温度 |
---|---|---|---|
シグマートE | 環境対応型防水工事用アスファルト | 170~190℃ | 210℃ |
シグマートEL | 環境対応型防水工事用アスファルト(JIS認証品) | 200~220℃ | 240℃ |
シグマートS | 低煙低臭型防水工事用アスファルト(JIS認証品) | 230~250℃ | 260℃ |
3.地球環境への負荷を低減
低煙低臭タイプのアスファルト「シグマート」を標準とすることで、「二酸化炭素排出量」「煙」「臭い」の発生量を大幅に低減しました。
屋内工法(改質アスファルト防水熱工法)の特長
1.優れた耐久性
加熱溶融型高耐久改質アスファルト塗膜防水材「アスリードコート」と高伸長・高強度の改質アスファルトルーフィング「アスリードルーフ」を積層し、耐久性に優れた防水層を形成します。
2.大幅な工期短縮
アスファルトやルーフィング性能を大幅に向上させることで省力化を実現し、大幅な工期短縮が図れます。
アスリードコート(加熱溶融型高耐久改質アスファルト塗膜防水材) アスリードルーフ(高伸長・高強度改質アスファルトルーフィング)
【アスリードコートの塗膜性能】 JIS A 6021(建築用塗膜防水材)試験に準拠
JIS A 6021ゴムアスファルト、ウレタン系塗膜防水材(各規格値)、一般3種防水工事用アスファルト(シグマートS)との比較は下表の通りです。
ウレタン塗膜は「ウレタンゴム系高伸長形(旧1類)」の規格値
【アスリードルーフの性能】 JIS A 6021 又は 6022試験に準拠
JIS A 6013 改質アスファルトルーフィング(シェーン20)、JIS A 6022 ストレッチルーフィング(SPストロング)との比較は下表の通りです。
施工の安全性を+α「エコドリッパー」、「エコドリッパーL」
火気を一切使用せず、電気の力でアスファルトを溶融する電気溶融機です。市街地や改修現場での施工に最適です。
防水層を長くお使い頂くために
防水層を長くお使い頂くためには、「どういった防水仕様を選定するか?」「建物をどう設計し、施工するか?」「防水層の劣化を抑えること」「防水層をどう維持管理していくか?」等が重要となります。
以下の内容をお客様が施工前に選択することや施工後に行うまたは守ることによって、より長く防水層お使い頂くことができます
防水層の維持管理
防水層を長くお使い頂くための施工後のメンテナンス資料です。
床下の有効活用
室内防水の施工後、一般的には保護コンクリートやモルタル押えを施すことが多いかと思います。
弊社では、浮床仕上げ材も取り扱っており、床下を有効活用するご提案ができます。