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高耐久工法(露出)

「ピロウエルド新熱工法」の標準仕様に、下記3項目を追加することで長寿命化対策が実現可能な仕様を開発しました。

高耐久工法(保護)や、改質アスファルト防水トーチ工法「ベストーチ工法」の高耐久仕様は下記をご参照ください。

【積層枚数を増やす】

標準仕様ではルーフィングを2枚積層しますが、高耐久工法では3~4枚積層します。(使用するルーフィングは全て改質アスファルトルーフィング)

また、最上層ルーフィングは熱的・紫外線等の外的劣化、最下層ルーフィングはスラブコンクリートの影響を大きく受けますが、3・4層構造とすることで中間ルーフィングは比較的軽微な影響しか受けず、ルーフィングの劣化進行度を軽減可能です。

 

【高耐候性アスファルトの採用】

耐熱性に優れた高性能改質剤を添加した「アスリードコート」は、一般3種防水工事用アスファルトと比較して、引張強さ、伸び率等が大幅に向上しています。

JIS A 6021ゴムアスファルト・ウレタン系塗膜防水材と(各規格値)、一般3種防水工事用アスファルト(シグマートS)との性能比較は下表のとおりです。


JIS A 6021(建築用塗膜防水材)試験に準拠



【高耐候性仕上塗料の採用】

業界最高水準の遮熱塗料「ハイクール」を使用し、通常より「1.8倍」塗布量を増やすことで、紫外線や熱的劣化から防水層を長期にわたり保護します。

ハイクール:高い遮熱効果と耐候性を併せ持つ水性アクリルシリコン系カラー塗料です。日射反射率が高く、防水層の熱的・紫外線劣化を抑制することができます。下記3色からお選びください。

3つの高耐久仕様

仕様記号適用想定耐用年数備考
SPE-2露出非断熱55年25~30年目にハイクールの塗替えが必要
SPEI-2露出断熱(防湿層無)45年20~25年目にハイクールの塗替えが必要
SPEM-2露出断熱(防湿層有)45年

 

施工の安全性を+α「エコドリッパー」「エコドリッパーL

火気を一切使用せず、電気の力でアスファルトを溶融する電気溶融機です。市街地や改修現場での施工に最適です。

防水層の維持管理

防水層を長くお使い頂くための施工後のメンテナンス資料です。